皆様こんにちは。前回投稿時に御紹介した悪い勉強法方について余談ですが、試験会場に行くと思ったことがあります。それは、
・テキストにマーカー引きすぎ問題
私は資格マニアですので、落ちた回数等も含めると資格試験への試験会場にはかれこれ20数回は赴いているかと思います。席に座り周りを見渡すとたくさん目にします。このマーカー引きすぎの人。びっくりするぐらいマーカー引いているので、テキストのどこが重要か全く分からないような人がおります。
まあ私の経験上ほぼ不合格の方たちばかりですね・・・。(席順からだいたいの受験番号分かるので)
ちなみにですが、マーカーすることは悪いことではありません。
その使い方がわるいのです。
このマーカー引きすぎの人は何が悪いかって言うと、まだ勉強始めて間もないのにすぐにマーキングしちゃうのです。これが非常に良くないのです。
勉強し始めなのですから分からない事の方が多いに決まってます。それを全部マーキングしてしまうとこんな状態になります。
・勉強した気になってしまう
・本当に重要なワードが目立たなくなる
・試験直前の見直しがやりにくい
・すでに覚えた箇所もマーキングされている
まあ、こんな状態に陥ります。これを解消するためにもマーカーの使いかたをアドバイスします。
それは、
- 何度も復習しているのにどうしても覚えられない箇所にマーキング(目安はテキスト3回読み以降)
- 絶対に出る問題にマーキング 例:宅建士なら35条書面等(試験直前の見直しに有効です)
と上記2点だけです。マーカーしていいのは。
ちなみにですが、私は全くテキストにマーキングをしません。それは何故かといいますと、まずマーキングする時間がもったいない事があげられます。難関国家資格ですと重要なポイントが山のようにあり、それらにいちいちマーキングしていたら時間がいくらあっても足りませんし、それで勉強した気になってしまいます。
そこで私がとっている方法は、付箋貼り付けです。
勉強で付箋を上手く活用する方法
すぐに貼れるし、剥がせるし時間効率も格段に上がりますし、覚えた箇所の付箋を剥がすことにより、再度復習するところが可視化され勉強効率が上がります。
この付箋もなるべく項目ごとに色分けし、上手く運用してほしいところです。
私の付箋の使いかたを以下にご案内します。
- 項目ごとに色分けし、いまいち理解出来ないところや、難しいなと感じたところに貼るそして、覚えたら剥がす。(宅建士なら権利関係は赤、業法は青など。これにより付箋の数が多いのが苦手科目と分かります)
- 最重要項目を分かるように。この最重要項目は必ず試験で問われるポイントだけに絞ってください。これが出来るようになれば試験合格まであと一歩です。そして上記で使用した色は使わずに、覚えるべきところに付箋を貼ります。これは剥がさずに最後まで残しておきましょう。(試験直前の見直しがスムーズに行えます)
上記2点を実践し、マーカーから卒業し、付箋を利用していくことを強くおススメします。
「スキマ時間、積もれば合格に届きます」
とてもためになりました